2023年の振り返り
2023年は創業の年ということで、会社に勤務しながら5月に開業し、その後8月20日付けで会社を退職し、8月21日から本格稼働ということで今までやってきました。
現在は以前勤めていた会社から仕事を頂くことができていて、いい形で退職させて頂けたと個人的には感じています。
その他にも営業活動を行い、まずは知ってもらうという意味では業界問わず仕事内容問わず広く営業できていると思います。
まずは3か月継続してこれたこと、年を越せたことについて皆様のご協力もあり良いスタートが切れました。
2024年の施策
2024年は初めて12ヶ月をこなさなければならないということで不安とどんな仕事が待っているかと期待の半分半分の気持ちです。
2024年は将来も見据えて以下3つの活動に注力していきたいと考えています。
- SNSなどを通じた広報(営業)活動
- 設計、製作における技術力向上のための活動
- 見積において価格競争にならない独自の提案力向上の活動
SNSなどを通じた広報(営業)活動
現在も運用していますが、X(旧ツイッター)の運用に今まで以上に注力していきたいと思います。
昨年は実際にXを活用し、1社のメーカー様、1社の個人で設計、開発などやられている方とコンタクトを取ることが出来ました。
また、製造業界隈の情報などを発信されているユーザー様が多くいらっしゃることから今後もまだまだ情報交換や案件の獲得につながる話がありそうだと考えています。
ブログの更新は時間がかかりますが、Xはまず知ってもらうきっかけづくりとして弊社での製作物や設計の状況、情報などを発信することができます。
他の製造業界隈の方々とのコミュニケーションツールとしてX運用を2024年は確立していきたいと思います。
設計、製作における技術力向上のための活動
これは当然といえば当然ですが、設計でも製作でも扱える機械の幅を広げていこうと思います。
設計においては、単軸ロボットを使用したXYテーブルやXZスライダーなどのラインものではない、単体の機械の設計を得意としていますが、最近では多関節ロボットやスカラロボットなどを使用した案件の設計なども手掛けております。
少子高齢化などの影響もあり、今後工場内の省人化を進めたいという話も昨年営業する中でありましたので徐々に省人化に向けた動きになっていくことが予想されます。
そうなった際に単軸のロボットが扱えるだけでは技術的に問題が出そうなのでロボットの知識や経験を蓄積することができるよう活動していきたいと思います。
また、製作に関しても現在は汎用旋盤、汎用フライスと基本的な加工機の使用にとどまっておりますが、NCフライスや研磨機など使える設備はまだまだあるのでこちらも今年中にというよりは長い目で見て使用していけるよう訓練をしていきたいと思います。
昨年は治具の製作案件でお客様より図面支給で加工、組立までという仕事の引き合いもいくつか頂けていましたが、「NCフライスが自由に使えたら」、汎用機においても「もう少し時間を掛けずに製作できれば」と思うことが多々ありました。
自分で設計して作るものに関しては汎用機で作れる部品設計ができますが、お客様からの図面支給ではなかなかそういうわけにもいかず仕事を取りこぼすこともありました。
2024年は設計の分野においても製作の分野においても自分のできることの幅を広げていこうと思います。
見積において価格競争にならない独自の提案力向上の活動
2023年からスタートし、見積を出していく中で相見積で価格競争になるケースが良くありました。
気が利く、この人に任せておけば問題ないと思ってもらえるような信頼の獲得や自社の強みを発見していきリピート顧客の獲得に努めていきたいと思います。
昨年営業する中で、「人数が増えれば規模の大きい仕事が受注できるが、小さい仕事は人件費などが合わず受けられない」と、ある企業の方が話していましたが一貫製作において人数に応じて仕事の金額に上限があるということは確かにその通りで1人で1億円のラインを一貫製作していては納期に間に合うわけがりません。
そう考えた際に相手にしてもらえる市場を把握し、営業先もさらに効率を考えていく必要があると感じています。
弊社の強みは設計からの一貫製作というところにありますが、一貫製作できる会社はいくつもあるので一貫製作する中でもさらに強みを深堀してお客様への最適提案ができるよう2024年は活動していきたいと思います。
まとめ
2024年は3つの活動を軸に事業を組み立てていきたいと思います。
- SNSなどを通じた広報(営業)活動
- 設計、製作における技術力向上のための活動
- 見積において価格競争にならない独自の提案力向上の活動
2024年も良い年になるよう精進していきたいと思いますので今後とも宜しくお願い致します。
以上